ちぇり

夜は短し歩けよ乙女のちぇりのネタバレレビュー・内容・結末

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

久々のアニメ映画。
夏が過ぎ秋が段々と深めいている近頃の気温に合わせて、なんだか秋らしい映画を見たいと思い鑑賞。
春夏秋冬が長い一夜のように過ぎていく物語で、語り口も内容も非常に文学的で良かった。丁寧な日本語のセリフと独特な絵のタッチがマッチしてすごくいい雰囲気を醸し出している。ロマンチックでコミカルな日本の文学作品の良いところをそのまま抽出したようなアニメーション。完成度が高く飽きない内容。京都の街、夜、変わりゆく季節、全ての題材が素晴らしい。
お酒のこと、文学のこと、知ってればもっと楽しめる少し大人の作品で面白かった。
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