なんとも特殊な映画だった。短い本編時間なので、実験的にいろいろやってみたかったのかな。戦争ものかなと思ったら、閉鎖空間もの？ 怪物もの？終いには母子の逃亡劇もの？といろいろと詰まっている。クロエ・グレース・モレッツのファンはずっと出ずっぱりだから嬉しいだろうな。そしてちょっとマッチョな感じの彼女が見れるのもおもしろい。なんせ、他の登場人物を状況的に見せないようにしていたくらい。まぁこのあたりもおもしろかった。とにかく、本編時間の短さでこれが納得できる映画に成り立っていると言えて、昨今の長めの映画として見せられていたとしたら、途中離脱していたと思う。このくらいサクッと、なんかおもしろい映画作ろうぜってコンセプトだったのなと思えるくらい。お笑い番組のショートネタ特集みたいな。飛行機から落ちたけど下で爆発して戻ってきたときは笑った。こういう映画体験もありだな。
