くぅー

タブロイドのくぅーのレビュー・感想・評価

タブロイド(2004年製作の映画)
3.8
この作品はあくまでもそれぞれの二面性がポイントゆえ・・・犯人探しに重点を置くとつまらないかも。
また、『シティ・オブ・ゴッド』や『羊たちの沈黙』を引っ張り出すコピーもいかがなものか・・・と思いつつも、まさに二面性の表なんだけれども。
そう、二人各々の正しき表の顔と、欲望に支配される裏の顔・・・さらにはマスメディアの表と裏も見せつけ、ラテン社会独特の空気感がブレンドされ、かなりの見応えだった。
ラストは二面性を考えると、あの曖昧さが余韻に直結するが・・・DVDには直接的な別エンディングもあり、見比べられたし。
そして、実力派のジョン・レグイザモ、本領発揮してます。
くぅー

くぅー