余命わずかなシングルファーザーの主人公が、まだ4歳の幼い息子マイケルのために生前中に里親を探す話。
もうその設定と『いつかの君にもわかること』ってタイトルが凄くズルい。
物語は凄くシンプルで、過度な演出や描写が全く無く、淡々と進んでいく。
特別なことでは無く、誰にでも起こりうる身近な話として描くために、監督はあえて脚本をシンプルにして淡々と描いたとインタビューで答えてたけれど、個人的にはもう少し演出加えても良かったかなとは思った。
あらすじとタイトル見てから観にきてる人からしたら、もう絶対泣きに来てるから。期待しちゃってるから。
それであのシンプルさを受けると、ハードル上げてる分だけ少し肩透かしくらった感じも否めない。
でもマイケルが凄い可愛いし、ラストのシーンで全て持ってかれる。