RYUYA

いつかの君にもわかることのRYUYAのレビュー・感想・評価

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)
4.0
首と両腕にタトゥー。なんだかガラも顔色もわるい窓拭き清掃員の男が、4歳のおとなしい息子を車に乗せていろんな家庭を訪問。金持ちの家、口の悪いオヤジがいる家、肌の色がバラバラの大家族がいる家...いくらまわっても、男は決断できずにいた。自分がいなくなったあとの、息子の里親を。

説明も台詞もごくわずかに、感動をあおるような装飾もなく、ただ1組の親子の限りある日常を淡々と描く、丁寧な丁寧な作品。ただただ、素晴らしかったです。ソファーの上で2人して寝てる、何気ないシーンが頭から離れない。
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