G・クルーニー製作、監督、主演による、NetflixオリジナルのSFドラマ作品。
原作小説は三大ディストピアの一つとされる作品らしいのだけど、本作からはあまり絶望感が伝わってこなかった。
オープニングで人類が激減したことが説明され、あとは北極で一人暮らす主人公と宇宙から帰還しようとする宇宙飛行士たちのやり取りが淡々と続けられる。
地球が汚染されて住めるような環境ではないこともあまり伝わってこなかったし(主人公が暮らす北極以外のシーンがなくて)、命懸けで宇宙船の帰還を阻止する緊張感もあまり伝わってこなかったのが残念。
本作の重要なポイントは主人公と宇宙船に乗るある女性宇宙士の二人のやり取りだったと思うけど、最後に明かされる秘密も、置いていかれた感がすごくて衝撃を感じることができなかった。
宇宙船の中や宇宙が描かれるシーンはSF超大作らしくしっかりしていたので楽しめたけど、肝心のストーリーはあまり楽しむことができませんでした。
G・クルーニー製作、監督、主演作品。
F・ジョーンズ、D・オイェロウォ、K・チャンドラー共演。