予告編に全て詰め込まれていた気がする映画。
※ネタバレ含んだ感想です※
オチまで含めてちゃんとまとまってる映画な印象でした。
ただ意外性は無かったか…。
予告編で“老いるビーチ”をテーマにしていることを発表してるので(何ならタイトルでも)、
それ以外の要素で意外性や面白味、フックが無いと、
なんか観たことある終わり方にしかならないよなぁと。
治験会場として神秘のビーチを利用していた〜というオチについては、
いや、死ぬまでやる必要あるの？の一言に尽きる。
非合意の上に行ってるしなぁ。
それで世界の何十、何百万人の命を救ってるっていう大義そうな言い回しは、微妙でした。
あと、あの叔父さんの子役、いる？笑
意味深に表情のアップして印象付けてきたけど…ちょい微妙だった…？
いや、印象にちゃんと残させた点では、監督の意図通りなのか。
申し訳ない…個人的に好きでは無い子でした…好みの問題なので許して下さい。
登場人物がすれ違っていく様に関しても、飛び抜けてあの医者のおじさんが狂っちゃってるのも、安直な采配な気がする。
飛び抜け具合が足りなかったのか、より激しく幼児退行ぐらいいったら、良かった。
あの度合いだと、人間的に好感持てない嫌な人でしか無かった…というか、安いサイコパスでした。
たぶん、両親が亡くなるシーンとか、
こんな不条理に巻き込まれた慟哭がもっと刻まれて。
告発シーンでは、あの輩の胸ぐら掴んで激昂して、嗚咽して。
それくらいの感情の発露が無いのは、使ってる役者がいいだけに勿体ないです。
※期待値が高かった分、ネガティブな感想になってます。
個人的には、ジョジョラビットで観たマッケンジーちゃんとここ数年凄いキテるウルフくんが観れたのは嬉しかったです！！
2人とも、やっぱり素晴らしい役者です。
マッケンジーちゃんは是非主演で観たい！
