匂いという個性
天才調香師と、その雇われドライバーのお話。
これまたフランス感が強くて、香水に興味があればもっと堪能できたかもしれない作品。
ディオールの協力を得たという宣伝文句だったけど、香水は使わない派なので特に響かず💦
物語は、かつて世界中のトップメゾンの数々の香水を作っていた天才調香師の女性が地位も名声も失っているところから始まる。
その原因は仕事のプレッシャーや多忙さからの嗅覚障害。
そして、徐々に嗅覚が戻り始め、簡単な仕事だけを受けてひっそりと暮らしていた時に新たにドライバーを雇う。
そのドライバーの方も生活がピンチな設定。
やっとの思いで手に入れた仕事なので頑張ろうとするが、ドライバーというよりかは執事みたいな扱いに不満を隠せない…。
ちょっと違うかもだけど、ある種バディものムービーとしても観れる。
馬が合わなさそうな2人がお互いの長所に気づいて理解を深めていく過程や、協力して仕事をこなしていくシーンが面白かった。
もちろん匂いはしないけど、何か甘い匂いが漂ってきそうな作品だった。
今後、香水をつける日は来るのか…🙄