2020.9.21 Hulu
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

ゆうばりファンタで鑑賞。

撮影現場で愛を持って、撮影をしているというとある映画監督。
しかし、その素顔は……？

申し訳ない。
あまり、合いませんでした……。

低予算映画というのは分かりますし、限られた時間で制作されたというのは分かるのですが、シンプルにユーモアのセンスが合わない。泣

個人的には、出落ちネタという印象が強く、もっと、もっと、ヤバイ監督を振り切って欲しかったなぁと思ったり。

例えば、給料を払わないとか、気に入らない撮影現場のセットや衣装を破壊するとか、ベテランスタッフの代わりに可愛い人を起用するとか……。

ただ、こればっかりはアイデアを出すのが中々難しいので、これまでの実際の映画監督などのエピソードを参考にしつつ、もっともっと、色んな意見を出した上で、脚本を作ることが出来れば、より良い作品なったのではないかなぁと思ったり。

また、オフビートな役者の演技も、もっとメタ的に活用することが出来れば、良かったのでは？とも考えてしまう。
(どうしても、実際の役者とそうでない人の演技の差が気になってしまうので、そこは作品内の設定で乗り越えて欲しかったところ。)

作品をメタ構造にしたり、実はイカれているけど映画に対しては、めちゃくちゃ愛があったとかになると、なるほどとなるんですが、特に盛り上がりもなく、そのまま終わってしまった感は否めなかったので、少し残念でした。

題材そのものは良かったので、今後の監督作品も、とても期待しています！！

<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×2.0
グロ ☆×0.0
バカ ☆×3.5

･エロポイント
思いのほか、エロ方向になる展開は良かったですし、監督の変態性が表れる"カメラ"のシーンは、良かったです。
ただ、もっともっと、あの方向性のシーンを増やしても良かったような。

･おバカポイント
最後に、申し訳程度に、作り手のメッセージを入れるのは、入らなかったような……。笑
なんだか言い訳に聞こえてしまったので、最後に、鬼才監督が本作の監督として登場したり、なにかしら、もう一捻りアイデアが欲しかった気もします。
(個人的な好みが過ぎるので、｢お前が映画作れよっ！｣って言われたら、それまでなんですけどね。筆者が一番の｢鬼才観客｣っていう最大の矛盾……。笑)

• #鬼才監督
• #シリーズ:短編(邦画)

ゆうばりファンタで視聴。
壁ドンの張手は迫力満載で笑いました。
全裸監督のオマージュ？的な面白い作品でした。

• #鬼才監督