武倉悠樹

皮膚を売った男の武倉悠樹のレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
4.0
 シリアの難民が、金持ちのベルギー人と結婚してしまった恋人に会うために、自身の背中を芸術家に売り渡し、背中にビザのタトゥーを入れることで芸術品として、自由に国を行き来できる権利と金を手に入れる話。
 
 現代アートや格差社会、難民問題、搾取の構造なんかを揶揄しながらも劇映画として捻りを効かせたオチを持ってきてエンタメとしても仕上げている良品。
武倉悠樹

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