シャークウィザード

クレイジー・ワールドのシャークウィザードのネタバレレビュー・内容・結末

クレイジー・ワールド(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

カンフーマスターの子供たち、ワカ・スターが活躍するワカリウッドのアクション映画。

帰って来たタイガー・マフィアが子供たちを誘拐し呪術の生贄に捧げようとしています。それに対して娘を誘拐され妻を殺されたコマンドー、同じく子供を誘拐された人々、そして誘拐されたカンフーマスターの子供たちが戦うアクション映画。

今回も他の映画では見られないワカリウッドならではの見どころが盛り沢山で楽しかったです。

VJエミーの実況解説は健在。分かりやすい登場人物紹介や状況の説明に加え、コマンドー、スーパータフといった馴染の単語が聞こえるとテンションが上がります。

誘拐された子供の親にブルース・Uがいて、今回もカッコいい戦闘シーンが見られます。ブルース・Uの紹介シーンで過去の出演作がそのまま使われるのですが、斬新でした!
マフィアにもウガンダのジェット・リーことエアプレーン・リーが出演。ワカリウッドの二大スターによる戦いが繰り広げられます。

子供たちが機転を利かし、カンフーの技でマフィアの大人たちを倒していくシーンは見ていて爽快感がありました。非常に高く上がる足や俊敏性と皆強かったのが好きです。ウガンダ忍者のパワーワード。

また映画の途中で海賊版を見た人間を拘束、処刑するシーンが突然、それも複数回流れるのは衝撃的!監督も出演し、捕まるシーンは笑いました。

激しい戦闘シーンや銃撃戦は勿論のこと、ゲームのような演出が随所に加わっていたのも、面白かったです。

因果応報なタイガー・マフィアの最後もいいですね。