シガーandシュガー

ドント・ブリーズ2のシガーandシュガーのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1は未視聴。「ドント…」シリーズのひとつでホラーだって聞いたような気がするのだけど夢だったかな?

前作を見ていないせいで、これはこれで一本の作品として鑑賞できました。
感想として、これは前作(やばいお爺さん)があって成り立つね、と。
この一作を、もしも「娘(孫?)を救う最強お爺さん」で作ってしまうと他の最強親父シリーズにまぎれてしまうし、前作で決して善人ではないことがわかっていればこそどうなるどうなると先を楽しめるのではないか、と。
そうでもないと、最強具合が中途半端でハラハラするしスカッとしないわけで…
最強お爺さんというだけなら、荒唐無稽でももっと目が見えないゆえの研ぎ澄まされた感覚具合を見たかったし、デンゼル・ワシントン(イコライザー)かスタローン(ランボー)かといったモリモリの仕掛けも見たかった。
でもこれは前作があって、前作のお爺さんの設定を引きずってこそ楽しめる何かがあるはず。
もしかしたら次回作もあって、お爺さんは生きていて、三作目でもっと人間味を取り戻すのかもしれない。おかしかった自分を振り返って自分自身への決着もつけちゃうのかもしれない。娘(孫?)も業を背負ってしまったし、妙に善良な部分がある犬好きの悪役も登場させられそうだし、このままで終わってしまうにはもったいないような流れ。
だって娘(孫?)を蘇生させるときに「息をしろ!」って言わせたのはあえてだよね?お爺さん、前作から変わったという象徴なのかな?と思ったシーン。

次回作があったとして、その出来具合によっては1に戻って視聴してもいいかも。
(今は遡り視聴の気持ちにはならないです)