やっとこさ鑑賞。
映画館には5人程度。
良い環境で見れました。
見る前、お、3時間あんのか汗と少し不安に。
ストーリー的に激しい展開ではないだろうし、途中で飽きがきてしまわないかなと。
しかし見るとサーブ900の心地よい音と登場人物たちのセリフ、日常そのままの日本の風景。これが3時間をほど良い時間に感じさせてくれた。
ストーリーとしては妻に先立たれた夫、しかしそこには秘密があり、ドライバーである彼女にも秘密がある。
抱え込んだそれぞれの心の靄が、決して晴れるわけではないけど、薄くなっていく。
大きな目的や到達点があるわけではない。
でも人の心の靄なんてものはすぐ解決できるわけがなく、そこに踏み込む人は多いわけでもない。
"人"が見れる映画をちゃんと見た気がする。
他の人や海外の反応はどうなんだろう。
あと谷口吉生の建築が出てきたのも個人的に◎。
しかし最期の世情反映はなくても良かったような、、、、
アカデミー賞、楽しみです。、