ユートピアの話。
男は前例のない事をしようとする。人は前例のない事を、前例がないからダメだと認めない。よく考えると、すべての事に元々前例はなかったはずで、うまく認められると、後にパイオニアとか呼ばれたりする。
途中、独立すると言いながら、大きな権力に認められようとしているじゃないか、と矛盾を指摘されるが、自由とは何かと考えさせられるシーンだった。
なりゆきで海上クラブのようになったが、男が求めたユートピアはこういう感じではなく、パラソルと椅子を置いて、独りで夜の月を眺めていた、あれだったような気がする。
明日なき世界とか、作品に合っているのか良くわからないけれど、往年の名曲たちがガンガン流れるのが良かった。
