全編ZOOMで撮影されたホラー映画
今だからこそ編み出せた作り方のインディー映画という印象
撮り方や見せ方が現代的で、今身近であるZOOMの特性を活かした通信の乱れによる音声や画面乱れを上手く使っていてリアリティのある緊張感を演出していた
絶対になんか来るぞと思わせる緩急もあったし、内カメを使った演者の後ろが見えるという見せ方もホラー映画としてかなりプラスになっているように感じた
68分というのも絶妙で無駄なシーンや時間を省いているので、中弛みすることなく畳み掛けるようにずっと緊張を維持させるように計算された映画だと思った
次々と画面越しに襲われていく友人達を叫びながら観ることしかできないという演出も新鮮に感じた
ストーリー的に内容はないがホラー映画としてはかなり満足できたし、予想よりもかなり怖かった
最後のメイキングはこういうことが実際にありましたよってことだと思うけど本編だけで終わった方がスッキリしてて良かったと思う
鑑賞料金1000円というのも◯
