【作品と関係ない日記】
9月12日。
今朝は7時に起きて、頼まれていた家の仕事をやっぱりやらなくていいことが分かり、10時過ぎまで二度寝した。昼から教習があったので、軽く朝食を済まし、シャワーを浴びてから家を出た。清々しい初秋の気候、頬を撫でる風が心地良かった。
色々なことを思い出し、朝から鬱々とした気分だったが、教習所で運転に集中しているうちに楽になった。
未来に目を向けて何か新しいことに挑戦していれば、過去の小事に苛まれることもない。前回苦戦した曲がり角のハンドル操作も今回はスムーズにでき、褒められて嬉しかった。今まで出来なかったことができるようになることは楽しい。
教習が終わった後、駅前へ向かい、行きつけの喫茶店でピラフを食べた。いつもの優しい味付け。マンゴージュースにも挑戦した。凍らせたカットマンゴーの塊が入っていて、濃厚で美味しかった。
そのあと、銀行でお金を下ろしたり、薬局で目薬と爪切りを買ったり、本屋で新しい文庫本を買ったりした。
緑地公園に向かい、木陰のベンチで爪を切ったりスマホをいじったり、部活の仕事の電話をかけたりした。それらがひと通り終わったら、リュックを枕に寝転がり、4時過ぎの薄い青空を背景にして買ったばかりの本を読んだ。
悠々自適な休日とはまさにこのこと。今日のスケジュールは、やらないといけなかったことと、やりたかったこと、予定にない行き当たりばったりなことの3つが黄金比を成していて、有意義かつ、久々に静かに時を過ごせた。
公園には子供連れや犬の散歩をする人、おじいちゃん、おばあちゃん、ハト。遠くで子供の声が響いている。まだ少し暑い日差しと涼しい風を全身で受け止めた。
5時から散髪。さっぱりしたあと、うちに帰り、また一眠りした。
