【IT機器と子育て】
先日、こども園の園長さんをやっている人と少し話すことがあったのだけれど、最近の子供はスマホやタブレットを大人顔負けに使いこなして、動画やらゲームやらをするので、ついていくのがやっとだとのこと。勝手に遊んで手がかからなくて、親も楽なのだとか。
子育てにIT機器が入ってくるのは親の負担軽減にもなっていいとして、それが間違った方向に行きすぎると、ミーガンみたいな世界になってくるのかな、と。
というのも、どんなに良くできていても機械は親や友達の代わりにはならないし、何でも教えてくれるからといって子供の本当の学びにつながるとは限らない。親はそこを勘違いしてはいけないよね。
ホラー要素というより、なんとなくそういう教訓めいた部分に感じるところのある作品でした。
ちなみにそのこども園では、せめて園にいる間はタブレットを置いて、友達と外で走り回ったり、絵を描いたり、生きた虫を触ってみたりといった「生の学び」をこれまで以上に大切にしているのだそう。
ただ「子供を預かる場所」ではなく、令和時代の家庭ではできない体験や学びを提供するところに、これからのこども園の一つの存在意義があるのだな、と思った。
