たぺ

カラーパープルのたぺのネタバレレビュー・内容・結末

カラーパープル(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前情報はほとんど無しで観に行ったため、勝手に”白人による黒人差別の話かな”と思いこんでおり、白人がほとんど出てこない事実にビックリ!

というか今まで、そういう差別から立ち上がった黒人男性の映画はたくさん観てきた分、彼らへの思い入れは少なからず、自分の中にもあったんだけど…
黒人男性に虐げられる黒人女性には意識を向けた事がなかったので、「黒人男性も大概やな(苦笑)」となりました…(^^;

でも、出てくる女性たちが逞しく、自分らしく生きているため、男性が翻弄される場面も多く、そこは観ていて楽しい。
セリーはソフィアとシュグに出会えて、本当によかったね…!

ソフィアが、「牢屋でどん底にいたとき…私はあなたの中に神を見た」と伝えるシーンでは、思わず涙が出てしまい…
最後の妹との再会シーンは予想できてたのに、それでも泣いてしまった…
(孫までは予想できなかったけど。笑)
あの酷かった夫が、妻の呪いの言葉(?)によって改心したことで、全てを許したくなる後味になったのも、物語として好きでした。

あとは…
自分のしたいことをして、自由に生きている人は、やっぱり素敵で美しい。
そんなメッセージも含めて、観られてよかったなーと思える作品でした^ ^

近いうちに、1986年•スピルバーグ版の方も、観てみたいと思いますー。
たぺ

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