本当に女性が1人も出て来ない映画。
物凄く有名だけどなんとなく今まで避けていた映画。
2024年クリスマス映画その②
戦場編
1942年、ジャワ島俘虜収容所の話し。
大島渚監督って晩年よくバラエティに出られてて、それのイメージが強くて、実は作品を観るのは『愛のコリーダ』に続き2本目。
どことなく耽美的と言うか退廃的なイメージ。
今作、予告の映像からデヴィッド・ボウイが主人公だと思ってたんですが、群像劇の登場人物の1人に過ぎない。
強いて主人公をあげるなら海外公開のタイトルにもなっているロレンス(トム・コンティ)か。
出番的にも1番多いし。
坂本龍一は出演オファーを受けた時、「音楽も担当させてくれるなら」と条件を出したらOKされたと、ドキュメント番組で言っていました。
ここから坂本龍一の映画音楽が始まった。
音楽は素晴らしいけど演技は可もなく不可もなくって感じ。
初登場の時、目の下に黒いシャドウ入れててちょっとキャラ作り過ぎに思ったけど。
あまり多くを語る人物では無いので真意が分からず、キャラがブレてるように感じました。
ビートたけしは若いので今と違って元気いっぱい。
でも演技としてはイマイチ(本人も気にしてるらしい)。
最初は権力をかさに着て偉そうにする嫌な奴かと思ったけど、実は仲間だけでなく俘虜の家族にまで気配りする良い奴。
デヴィッド・ボウイはやっぱりどこか浮世離れした感じ。
俘虜なのにお肌ツヤツヤ、髪型もバッチリなんだけどそれが当然だと思わせるような存在感。
今回観たのはデジタル修復版なので映像も音声もクリアにはなってるんですが、それでも聴き取りにくいセリフがあったのが残念。
*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年4月7日
鑑賞回:9:45〜11:55
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン3 C-10
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:123分
備考:会員料金
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