極上のエンターテインメント。
最初から最後まで余すところなく楽しかった。最高だった。
(ひとつだけ不満があるとしたら、始まる前に劇場でサントラが流れてしまう点。人それぞれかもだけど、私はこれやめてほしい)
若いころのデヴィッドバーンはどちらかというと「インテリぶりが鼻につく」イメージだったけど、多才ぶりは健在ながら、年齢を重ねたことでふんわりとした優しさをまとっているように感じた。
踊る姿はおしゃれからかわいいに移行。
それよりもなによりも御歳70手前であれほどまでに歌い動き喋るパワフルさには心底驚く。
そして私はとにかくパーカッションに弱い。
あのリズムに体を動かさずにいるなんて無理。
ああ、私も「Burning down the House!」と一緒に叫びたかったよー
シビアなメッセージもデヴィッド節にかかると希望に変わる。すべてを我が血肉として記憶に残したいと思う体験は何年ぶりだろう。
完全ワイヤレスの舞台、よく考えたらものすごい技術。