籠

アメリカン・ユートピアの籠のレビュー・感想・評価

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)
3.8
観た翌日になっても簡単に記すことが出来ないでいた。デイヴィッド・バーンは変革し続けるから私が望んだスタイルは既にここにはなかった。ブライアン・イーノとダニエル・ロパティンが名を連ねる近年の名作ソロアルバム「アメリカン・ユートピア」とは違うアプローチとなっていて1982年に京都会館でエイドリアン・ブリューのいないトーキング・ヘッズを観た時と同じように私の思いを躱していく。この人に追いつくまでにはまだ時間がかかるのだが
Same as it ever was
なのかもしれない…

とはいえ

とにかくあのスーツ!久しぶりに洋服にちゃんとお金を払いたくなった。そんなマーティン・グリーンフィールドの生き様が凄まじいことを知る。
共演者としてはギタリストのアンジー・スワンが特に素晴らしい。テリ・リン・キャリントンのモザイク・プロジェクトを探さねば。

2021/6/14
「ストップ・メイキング・センス」
久しぶりに映画館で観た。
比べると今はあざとさが良さを上回っている。しばらくはこのままか?
籠