もうね、御大には感謝しかありません。
もっと見たいと、見せて欲しいと願ったのは私自身ですもの。
集大成で最高傑作と思った『グラン・トリノ』、この時“もう映画には出ない”と言ったイーストウッド。私も寂しいけれど心の奥で涙しながら諦めた。だってあの時で77歳？だもの。
でも、その後も『アメリカン・スナイーパー』『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』『リチャード・ジュエル』と完璧な御大ワールドを見せてくれた。
これ以上、なんの要望がありましょうやっ！！
それでもやっぱ、役者って一度やったらやめられないんですね。
『運び屋』私は良かったですよ、ダンディな御大が見られて。
どの作品でも、宗教について寄り添わない描き方をしてきたけど、『クライ・マッチョ』で神に付いて語るところが印象的でした。ずっと、答えの出ない問題なんだろうなと思いました。
91歳、私などは本当に穏やかな気持ちで、「御大、映画を楽しんでますね」って言えます。
メキシコ美人が惚れるわけないって？
いや、良いんです。
イーストウッドの顔がアップに映し出された時、あのキラキラした瞳、見ましたか？素敵でした〜。
クリント・イーストウッド御大ほんと〜に、ありがとう。
でも、できる事なら、もう一本誰か俳優使ってでも良いから、撮ってくれないかなぁ........。
