このレビューはネタバレを含みます
パディントンの監督で
チョコレート工場のお話
──絶対観るやつ
喜び勇んで観に行った割に、4以上をつけていないのは、曲が程々の良さだったからに他ならない
別に悪くはないの
でも特別に心に刺さるメロディではなかった
シャラメの歌声も
別に悪くはないの
でも特別に感心する程の上手さではなかった
ミュージカル映画である以上、楽曲の魅力は良くも悪くも作品の出来栄えを左右するものだ
お話自体はハートウォーミング系
ティム・バートンの『チャーリーとチョコレート工場』にあった毒々しいまでの毒素を綺麗にろ過した感じ
ちなみにどっちの作品も好きよ
ウンパルンパに関しては断然ヒュー・グラント派
紳士風で天邪鬼で最高ではないか
ウンパルンパのファーストクラスになるキャリーが欲し過ぎるし、ウォンカの持ち運べるタイプのチョコレート工場も売ってたら間違いなく購入する
もうこの映画の私にとっての肝はこの2つの小道具と言えよう
あああ
欲しいっ
チョコレート組合の御三方とチョコ中毒の警察署長がグルで今作のヴィランだけども、賄賂もチョコだし、そこまで憎めないレベル
poor(貧しい)という言葉を聞くと、えずいてしまう人が面白かった
洗濯屋兼宿屋のカップルは夫婦ではないけど、ちょっとティナルディエ夫妻みがあった
浅はかでがめつくて下品で金に汚い
それでもティム・バートン版の毒程の毒ではない
あの男の半ズボンエピソードには笑ってしまったけど(笑)
ママのチョコに入ってたメッセージカードはゴールドだった
ここからゴールデンチケットを思いつくのかしら
あまりの可愛さに、ウォンカさんのハット型ポップコーンバケットを買ってしまった
帰り道リンドールを奮発して、バケットに入れてご満悦の私である←イマココ