びんぼん

ダムゼル/運命を拓きし者のびんぼんのネタバレレビュー・内容・結末

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

壮大なファンタジーアドベンチャーが幕を開けたように見えるが、実はとてもコンパクトな物語
特段、大きな不満はないけれど、大きな感動もなし
ただしそれなりに面白く観終えることが出来る

ロード・オブ・ザ・リングが始まると見せかけて、始まるのは、何だろういい意味で新井素子って感じ
エロディが、あたし、王子と結婚したの、、、って一人称で語りだしたらまんま新井素子の小説が始まりそう
知恵を搾って生き抜くところも、ドラゴンに言葉を尽くして説明するところも、ドラゴンが喋るタイプのドラゴンってところも、ついには心が通じあって結託するところも
脚本新井素子か?って感じ

願わくば、エロディにはドラゴンの背に股がって復讐の女神になって欲しかったが、そこまでの派手さはなく呆気なく敵は滅びる

あれって最後は自国にドラゴン連れて帰ってるのよね?
あの貧しい寒い北の王国にドラゴン連れて帰ってどんなメリットがあるのだろう
ドラゴンの吹く火でお湯を沸かして、一大温泉王国を築きあげ、観光産業で潤う、、、とかどうでしょう
あかんか
びんぼん

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