びんぼん

蛇にピアスのびんぼんのネタバレレビュー・内容・結末

蛇にピアス(2008年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

高良健吾による、無邪気な子供のようなアマ
彼の身に起きたことが悲しくて仕方がない


ルイに出会う前のアマとシバの関係性や過去がハッキリとは分からない
アマとシバとルイの歪な三角関係
アマを拷問の末に殺したのはシバなのか
そこは「何となく」暗示されるのみ

耳にごく普通のピアスホールは開けているけど、耳たぶ以外に開けるのは私には論外
痛すぎる
口内炎ですらあんなに痛いのに、舌に開けるとか、穴を広げるとか
思わず目を逸らさずにはいられない、痛すぎるシーンが多い

アマが殺されたことにあんなに憤り、悲しみ、絶望していたルイ
シバがアマを手にかけたのかもしれないと思いつつ、別に大丈夫とは?
その心境がよく分からない
サスペンスドラマではないから、ルイが犯人探しをしたり復讐に立ち上がる展開は無いというのは分かるのだけど

チョイ役で主役級の俳優が複数出演しているのは、やはり蜷川さんの作品だからか
唐沢寿明が本人すぎてちょっと笑ってしまったが、推理系のドラマなら警官の唐沢さんが捜査に乗り出してくれそうだ(笑)
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