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ウォンカとチョコレート工場のはじまりのawasakanaのレビュー・感想・評価

4.2
ティム・バートン監督の名作「チャーリーとチョコレート工場」のリブート的な、チョコレート工場長のウォンカの若き日を描いたオリジン作品。
 リアルとファンタジーの狭間のギリギリの世界観(空飛ぶチョコレートとかあり得ないけど笑)の中で、現実世界との折り合いの付け方が下手で損をして生きて行く人々の再帰を描いている。その中でも飛び切りの変わり者のウォンカが、失敗を繰り返しながらも仲間達との絆を武器に、世の中の不正に立ち向かい克服していく姿は、同じ監督作品の「パディントン」に通じるものが有り、心を暖かくしてくれる。
 ジョニー・デップさんのかなりの変わり者のウォンカも良かったが、今回のウォンカは自分の中では決定版のような気がする。是非、ティモシー・シャラメさん主演の続編が観たいと思った。
 同じメンバーの「チャーリーとチョコレート工場」を期待しています!
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