ペンソー

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのペンソーのレビュー・感想・評価

3.3
"ジャスティス・リーグ"が当初のザック・スナイダー監督の構想に基づいて再構築されたDCEU作品。

劇場公開版と比べて倍である4時間という超大作だけど、ヒーローたちが集結するまでの過程が大きく追加された印象。
追加撮影やらなにやらで元々はなかったシーンも追加されているようだけど、4時間にする意味があったのかどうか微妙なところ。
それぞれのキャラクターを深掘りするのはいいけど、それは各々の単独作品でやるべきことではないだろうか。
"バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生"しかり、DCEUはMCUに追いつくためにあまりにも早とちりしすぎだったと思う。
今ではもうDCEUが存在しているのかすらよく分からないけど、作り直しての本作なので、実質打ち切りになって良かったんじゃないかと思う。
ストーリーも大きく異なっていて、サイボーグがメインに進んでいく。
"スーサイド・スクワッド"のジョーカーはあまり好きではないけど、登場の仕方がカッコよかった。
サイボーグ役のレイ・フィッシャーはワーナーブラザーズ相手に喧嘩を売って以来、映画でその存在を見ないので、大手スタジオの権力というのは恐ろしいなと思いました。

ザック・スナイダー監督作品。
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