aka黄屑

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのaka黄屑のレビュー・感想・評価

4.5
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(21年)観了。ジョス・ウェドン版にも★×4付けてるから恥ずかしい(アメコミモノには甘くなってしまう・汗)けど明らかにこっちが完成度高い。よくぞ不幸を乗り越えて完成形を観せてくれたと感謝さえしてしまう。
今では"ハラス"で地に落ちたジョス・ウェドンも当時は「『アヴェンジャーズ』の監督が完成のために降臨」と歓迎されたんだよナ…(遠目)
尺が242分と倍になったのは寧ろ本作の魅力。パート毎に分かれてて観易い。振り返るとザック・スナイダー監督作は個人的にどれも好きで(『300』→『ウォッチメン』期がPsycho~!)この機会に歯抜けもオサえたくなった。
撮り足したシーンではデイヴィッド・エアー版『スーサイド・スクワッド』で無惨だったジャレッド・レトのジョーカーを見事救済したけど、コレの続編は無いんだからスーパーマンに関する堂々巡りなクダリは不要に感ぢた。まぁでも『アクアマン2』と『ザ・フラッシュ』も俄然楽しみに!
いまだ完成していない23年公開予定の『ザ・フラッシュ』にはサイボーグが登場しないことが21年時点では決まっていて、一方ザック・スナイダーの次作にはレイ・フィッシャーの出演が決まっているとのこと。
Junkie XLに替わった音楽もヨくて、調べるとスナイダー作品では『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『アーミー・オブ・ザ・デッド 』を担当してるし、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『デッドプール』も担当してる。「彼が音楽担当した作品だから」と追うのも充分アリ♪
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