【映画上よくいる殺人鬼に】69点
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監督:デイヴィット・ブルー・ガーシア
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー
収録時間:81分
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50年前の1作目の正統続編と謳う今作。これまで『悪魔のいけにえ』シリーズは度重なる続編を出してきましたが一作目しか見ていません。一作目に関連する人物も出てくるため一作目は見ておいた方が良いですが今作だけでもいけます。なお、一作目はホラー映画史に名を残す名作なので未見の方は是非。
メロディたちは新しいビジネスを始めるためにテキサス州の小さな町に引っ越ししてきた。ところが、その町にある家には、連続殺人鬼のレザーフェイスが棲みついていたのだが。。
自分ならあんな奇妙な家、下見をして3分でやめておきますといいますけどね笑
結論から言うと『悪魔のいけにえ』の続編としてはややインパクトに欠けるかなと思いました。個人的に引っ掛かったのがレザーフェイスの完全なる殺人鬼具合。一作目を見た方は覚えていると思いますが、結構レザーフェイスは鈍臭かったのです。しかし、その鈍臭さを備えながら人を平気で殺してくる設定がなんとも言えない恐怖を生み出していたのです。今作のレザーフェイスは中々の優等生であるため、ただのスプラッタ映画として見たらまずまずなのですが、『悪魔のいけにえ』の続編となると少し微妙です。これでは『ハロウィン』のブギーマンとあまり変わらず差別化ができません。とは言え頭が破壊されたり斬首のシーンがあったりと、そこそこゴア表現はきつめなので苦手な方は注意です。(というか、苦手な方は多分今作を手に取らないでしょう)
また、過去作のキャラクターを出しているのに扱いが非常に雑であり、復讐に燃えているため不可解な行動に走るのがあまり納得いきませんでした。往年のファンとしては首をかしげるところではないでしょうか。
まあ80分くらいでコンパクトに収めてくれているのは良心的であり、ホラー映画として見たら平均的、続編として見たら物足りないといったところです。
