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秘密の森の、その向こうのhayatoのレビュー・感想・評価

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)
3.7
【もし同じ歳自分の母にあったらどうしますか?】

○おばあちゃんを亡くした悲しみから
●森で遊んでいたら
◇不思議な少女に出会った
◆あなたも私と一緒だ

★名台詞
ネリー『merci.』
(ありがとう)

可愛い!!!

★評価
《脚本》◎
《演技》○
《音楽》×
《撮影》○
《衣装》○
《芸術》×

★感情移入
《泣》-
《感動》-
《笑い》-
《ハラハラ度》-

★ホラー項目
狂気度-/10
グロさ-/10
ドキドキ度 -/10

★全体感想
フランス映画の良いところは人物描写がハッキリとされているところだと思う。
セリーヌシアマ監督は特にその描写だけでなく感情の移り変わり、ワンカットワンカットを丁寧に撮影しているのだ。

それに二人の子役。
実際の双子なんだってね!とっても可愛いし、2人のやり取りがとっても良いし最後はホッコリしたぁーーー!!

★印象に残ったシーン
・2人でお菓子作るシーン
・ケーキ🎂のシーン

★セリーヌ・シアマ監督とは
2019年、監督作『燃ゆる女の肖像』が第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、脚本賞を受賞し、また女性監督として初めてクィア・パルム賞を受賞したフランス人女性監督。

この映画では1時間ちょっとの少ない時間の映画だけど、もっと時間あったんじゃなかったか?って錯覚するほどボリューミーだった。

燃ゆる女の肖像はとっても印象に残った映画だった。この監督しかとれないんじゃないかと思うし、LGBTQについては多くが否定的に見られていたり差別されることもある。
ただ、テーマに堂々と立ち向かえる監督ってなかなかいない。彼女はそういったテーマも突き進んで訴えるような事が出来るので今後もどんな映画を制作していくのかが楽しみ。

★ネリーとマリオンの掛け合い
大体男の子で冒険はよくあるんだけど、1人でもなく、2人とも女の子で冒険をする物語ってあまり聞かない。
ピラミッドに向かうシーンも美しかった。
こうやって成長して行くんだなぁ。
hayato

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