凱旋上映イベントにてオリジナル上映と日本語吹替にて鑑賞。
16分の中に映画的な色んなものが詰まっていた。というのが1度目の英語上映で思ったこと。
海外の映画祭に出品して52の入選と17の受賞はそのとおりだった。
英語でしか伝えられないオリジナルである分、面白さが受け取れなかったらどうしようと思っていたけれど、なかなかいいものを見たと思えた。
導入部分こそは言語がクリーンに伝わらなくても、映像から「この人はこういう人なんだ」ということが伝わる。
後に、このイベントのために帰国された尾崎英二郎さん(!)の「言語理解できなくても理解できる映画」という言葉にしっくり来た。
その話を聞いたあとは日本語吹替で。
藤原啓治さんの声が当てられているだけで…というのはあるけれど、英語を必死にリスニングしていたよりはゆったり見れたから大きいスクリーンで見るSFを堪能。
見ていない状態では短編で、SFで!クリスマスを描くことができるのか?と疑心にかられていたけど、とても素敵なクリスマスの物語だった。
メモ:
日本語字幕は札幌国際短編映画祭向けに制作されているけど、オリジナルよりも画質は劣るらしい。そもそもBlu-rayの画質って、ここの大箱に余裕で耐えるんだ。