Shu

ボーはおそれているのShuのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.5
A24製作、アリ・アスター監督最新作
「ボーはおそれてる」観てきた。
客を嫌〜な気持ちにさせる天才アリ・アスター監督の真骨頂。冒頭から不穏で嫌〜な気持ちになります。
めっちゃ治安のヤバい地域に住んでる強迫性障害を患うボウは母の待つ実家に帰ろうとするがさまざまな妨害に遭ってしまい母に行けなくなったと電話するが冷たい態度。精神不安定になり薬を飲んだが水と一緒に飲まないと最悪死んじゃうよーって薬だったのでさぁ大変ってな話。いやこれは序盤ですが…
どんな街だよ!
どんな隣人だよ!
どんな娘らだよ!とかとか…
100回くらいなんでだよっ?ってなる。
笑いどころもふんだんに折り込みさすがです。
強迫性障害という精神疾患を抱えたボウ目線なのではないかなと推察。
現実と妄想の区別つかず混乱はしちゃうかも。あの船上のシーンはどこまで妄想なんだろうか。
ホアキン・フェニックスがめちゃくちゃ可哀想になるのはジョーカーと一、二を争う仕上がり。もう身も心もボロッボロのホアキン。




以下ネタバレ注意




エレインが運ばれるとこも爆笑したな。あんなカッチカチで…
終盤に出てくる屋根裏のシーン、観客誰もがア然…としたであろうあれはなんだったんだ?
「ソーセージパーティ」思い出したが「MEN 同じ顔の男たち」観てるんでそれの逆パターンねって思った。
おっさんの◯◯◯はまんま映すのに騎◯位はボカすんだ?
終盤のミニチュア特撮は可愛かった♪
つか179分はちょっと長いっしょ。
Shu

Shu