土平木艮

ボーはおそれているの土平木艮のネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

⚫︎アリ・アスター監督作品なので、『普通』じゃないのは分かってたけど…。
⚫︎開始30分後辺りから混迷の度合いが強まる。『これがあと2時間半も続くのか?』と少々ウンザリする。
⚫︎森の中の演劇の辺りでウトウトしてしまった。
⚫︎結局、何が言いたいのか分からずじまい。『親子』『血縁』を描いてるのだけは分かる。
⚫︎『キモチワルイ』と感じてしまったのだけは分かった。『ヘレディタリー』や『ミッドサマー』の方が、まだ『分かりやすいキモチワルさ』。本作は『分かりにくいキモチワルさ』。分かりにくいからより一層『キモチワルイ』。『2001年宇宙の旅』の方が余程分かりやすい。
⚫︎ビミョーな線だけど『珍味映画』に分類。

⚫︎ホアキン・フェニックス。『ナポレオンの次はコレか💦』って思って観始めた。もちろん違う人間をちゃんと演じ分けてるんだけど…。最終的に『ボーもナポレオンも大して違わないな』って思った(演技力の問題じゃなくて)。




⚫︎2024/02/26追記〜
町山智浩さんの『アリ・アスター本人にインタビューした上での解説』をYouTubeで視聴。
ユダヤ人・ユダヤ教に関するお話だったコトが判明。ものすごく大雑把に言うなら『旧約聖書・ヨブ記』をモチーフにした『コメディ』らしい。
そう言われてみると確かにそうだし、全く見え方が違いそう。
でも、もう一回観ようとは暫くの間は思えない。
土平木艮

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