それなりに年を重ねたからさ、「この映画は好きじゃなかったと言える勇気」が僕にはあるんだよね!すごいでしょ!
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本当に正直言うと、どんどん期待する勢いと乖離してゆくから、途中で眠気と開戦していましたが。
はじまりは夢中におもしろく!クモとかはちゃめちゃに物騒な表通りとか寝れへん夜とか。おもろかったのはあれかな、掴みかねてたミステリアスな要素もあったのかも。「ボーというフィルター」がわかってからは、僕はなかなか面白がらず。時折、過激なショットで瞬間的に引き込まれ、また冷め、を繰り返してしまった。
夜の画、暗すぎなかった?
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(◯◯のフィルターとその世界、という意味では、最近あの映画観ちゃったからってのはあったかも。どっちが優れてるかはさておき、僕はあっちの方が好きだったから)
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鑑賞後に読んだ監督のインタビューで、「こんなに好き勝手できるのはこれが最後かも」と仰っていた。そうしてほしい。なんだかんだ言って、この監督の刺激物は唯一無二でとても楽しいから、「自分を主人公にした」映画とかじゃなくて、監督の思う商業映画を作ってほしいなと、僕は切望する。