くう

鳩の撃退法のくうのレビュー・感想・評価

鳩の撃退法(2021年製作の映画)
2.9
ストーリー自体はたぶん、とても面白いのだけれど、それをタラタラと描いている印象がもったいない。

どいつもこいつも怪しくてどうなっていくんだろう!?という期待よりも、本当に「私は今、何を見せられているのだろうか、ポカーーン」という時間が長くて…。

繋がっていく感覚もワクワクするよりも「?」「?」だし、ラストには「うわあ」…と思ったものの「えっ、でもあの人はどうなったの?」が大きくてスッキリできない(笑)

内田けんじ作品になれなかった感じがどうも…

(ネタバレになるからこんな感じにしか書けなくて(笑))

役者さんはみなさん素晴らしいし、恐い部分には緊張感もある。でも、スッキリしない(笑)

でも、印象深いセリフはあった。だから……ストーリー自体はたぶん面白いんだってば……

他のユーザーの感想・評価

から

からの感想・評価

3.6
どこからどこまでがフィクションだ‥?ってなっておもしろかった~
原作があるっぽいからそっちも読みたくなる感じだった

藤原竜也のラブシーン(?)がある映画を定期的にみたい、、
pico

picoの感想・評価

3.7
評価そんなに高くないな…と思って見に行ったけど、面白かった!
まず今回の藤原竜也の役柄クズ度は★★★★☆(笑)
初っ端から情けない姿が見られます(笑)

お話は謎解き要素があって面白かったです。
最初は変な編集してる?と思う部分がありますが、後はどこから現実でどこが小説なのか判らなくなります。
上映時間2時間があっという間に過ぎました。

藤原竜也と風間くんも出られるということで、正直お二人のお芝居を目当てで観に行きました。
さすがです!
少し早口になる竜也さんは新鮮でしたし、風間くんの秘めたる闇感も素晴らしい。
風間くんは怪しい役も増えてきているようなので、ZIP!とかでお見かけすると、ちょっと複雑な気持ちになる(笑)

お二人もさすがですが、やっぱりトヨエツさんはすごい!!
画面に出た時の緊張感!!
出るだけで手に汗握りました。
ザ・裏社会のドン。
ザ・危ない大人の色気。
もう心の中で拍手しました。

皆さんの考察を拝見したら、もう1回見たいかな?
なかなか面白かったです。
あ

あの感想・評価

4.0
頭で整理するためにもう一度見たくなる作品
伏線回収は気持ちよかったです

色々な人物が、色々な事情の中で繋がっていくという、個人的にはエイプリルフールズに近い感覚を持ちました

予告とか見ないで行ったから0からだったけど、多少予告を見ていった方が内容は掴みやすいかもしれないですね

個人的には舞台が富山で、北陸は小さい頃から馴染みがあるので懐かしく感じました!
まこ

まこの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やはり藤原竜也はクズをやらせたら上手い!初っ端からハマケンに殴られて『痛い痛い痛い』連呼し這いつくばるのは彼にしかできない。
天才小説家だったのに今はデリヘル運転手の津田は古本屋のじいさんの形見をもらう。3003万円とピーターパンの小説。
深夜のカフェで出会った男(秀吉)一家が失踪。妻は妊娠していたが、父親は郵便配達員の間男。
全てが偽札だと思わせて、3000万円は本物で、偽札の3万の行方を追う裏社会の倉田(トヨエツ)。
失踪事件と偽札事件がどう繋がるのかと思ったら見事!そしてラストに向けて一気に伏線回収!!
何が小説で何が事実なのか。私も編集者(土屋太鳳)目線だから、新聞記事の男女遺体発見でビビる。私はそれは秀吉の妻と間男だと。
おもしろかったけど、もっとどんでん返し期待してしまったかな?

このレビューはネタバレを含みます

モヤモヤするわ!「解釈は観客次第だよ」はモヤモヤする…し、突き詰めて考えたところでカタルシス得られるかというとって感じ。ちょっとハイソすぎませんか。松竹のハイソな一面が強調されすぎているような。

「騙し絵の牙」に続いて思ったのは、予告をちょっとエンタメ方向に作りすぎて作品の内容とズレてんじゃないかということ。あの予告だと「22年目の告白」とか「ゴーン・ガール」みたいな方向のドンデン返しを期待しちゃう。けど、本作のドンデンというかトリックはそこまで娯楽ではないという。

しかし「解釈は観た人によって分かれますよ」は個人的にはあまり好きじゃない。それありだったら何でもありじゃない?とちょっと白けてしまうから。多分作り手の中で正解はあるんだろうけど。やっぱり風間俊介は妻と不倫相手を殺してたが真相なんだろうか?作中示された事実をなぞるとそういうことになる気が。「真実を突き止めることに意味はない」って言われてしまうとそれまでだけど笑。

タカハタ秀太監督、ベテランだけどちゃんと拝見するのは初めてかも。オシャな撮り方をする人なのね。間の作り方とか構図とかちょっとATGぽいなとか思ったり。しかし、明らかに敢えて不自然な編集、カットの切り替わりを多用してるので、そこにどんな意味があるんだろうと考え、分からなかったのでモヤモヤした笑。小説と現実が切り替わってるとか?初見だけだと分からんな…。

キャストでいうと、藤原竜也がノリノリでクズ役を演じているのが例によって面白い。良いところもあるけど基本的に酷い男だよね津田笑。「カイジ」パロディに見えるところもあったり。津田がもっと仕掛け人なのかと思いきや、彼も翻弄される側だったのね。

風間俊介が気づいたら草臥れた大人の色気を醸し出す俳優になっていた。トヨエツは不穏な雰囲気を出させたらピカイチ。(少なくとも映像の上では)不穏な雰囲気出しただけだったことに若干の不満もあるが。その他、岩松了、リリー・フランキー、村上淳、浜野謙太、駿河太郎、柿澤勇人と見事にガラの悪い男性陣が揃っていて笑った。あとあれだけの役に濱田岳って豪華…。

女性陣の色気も見どころ。特に土屋太鳳と西野七瀬の2人と、その他の女優陣の醸し出す雰囲気の違いに注目。前者は凄く陽の雰囲気。土屋太鳳がカップ麺を掻っ込むシーンは可愛くてカッコよくて笑った。西野七瀬は「狐狼の血」みたいなキャラよりこっちの方が合ってる気が。

かたや、佐津川愛美、桜井ユキ、森カンナ、石橋けいらの色気は、色気というか淫靡すぎてクラクラする程。なんというか堕落の香りがする。堕落しきってる津田と同じ世界に住む人たちということも含めて。そんな隠と陽の狭間を雰囲気で表現する坂井真紀もまた良い。

音楽もオシャ。KIRINJIだからな。もう徹底してオシャに仕立ててるよな。だから宣伝が難しいんだろう、と想像はつく…つくが、やはり宣伝展開が正しかったのかは疑問。「ネタバレOK」って、あんまり魅力的ではないし。sky株式会社とのコラボはあまり品がなくて作品自体の雰囲気と乖離しているような…。
添島

添島の感想・評価

3.5
ブロマンスオンブロマンスだった。何を見てるのかと思った。男たちが魅力を振り撒くなか、作り手は女のこときらいなのかなって勘ぐるほどの女たちの扱い。きらいなのかな?

……いやめっちゃブロマンスやったな………。
監修に何故か北野武が入ったシベリア少女鉄道、って感じだった。
演者さん達が皆さん実力者揃いの印象。「でしょうね!」っていう感じのキャスティング。特に豊川悦司さん、声だけでの存在感はさすが!風間俊介くん、いい人役が多かったけど、この秀吉みたいな役やらせたら天下一品…仄暗い狂気はピカイチ。ミッキー・カーチス&リリー・フランキーも何処か独特の色気あった。
藤原竜也くんも安定のクズっぷり(言い方)多方面からストーリーが進んでいくから、最初は少々とっちらかってしまったけど、伏線回収は好きな作品。
くるっと上手くまとまっていたと思う。
ラストに流れる「氷の世界」選曲が秀逸だな…エンドロールの「Special Thanks 加賀まりこ」で笑ってしまった。
しぶ

しぶの感想・評価

-
藤原竜也が出ると藤原竜也の悶絶する姿を求めてしまうのよ、困ったもんだ
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それにし
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