このレビューはネタバレを含みます
所謂「一番怖いのは人間」系だけど、その「怖い」の描写が元は子供向けアニメというのを差し置いてもかなり生々しくて見応えがあった。
横溝正史要素は期待していたほどではなかったけど、田舎のむさ苦しい夏の風景や余所者に向けられる気持ち悪い目線、ゲゲ郎と水木が共闘するバディ物としてのワクワク感など魅力的な要素が沢山あるから幅広い分野で支持されていくと思う。
「墓場鬼太郎」しか見ていなかったのでこの父親から幽霊族の未来を担うのがあの薄ら笑いを浮かべる鬼太郎だったら…と思ったらどうやらゲゲゲの鬼太郎第6期に繋がるようなのでそれもチェックしてみたい。