アギゴン

そして僕は途方に暮れるのアギゴンのネタバレレビュー・内容・結末

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

(冬眠中にて記録のみ)



周囲には無頓着で、自己中な上に、そこを指摘されると、反省どころかその場から逃げてしまう裕一。人にも自分自身にも向き合えずに、堂々巡りの日々。
ある日、何年かぶりに父親と再会。その父親もまた色んなものから逃げていた。血筋か…。
裕一の家族もそれぞれが色んな意味で「イタイ」。
母を裏切り、出ていった父は世捨て人の様に生きていた。
母は、夫も子供たちも去ってしまった家に一人で暮らし、宗教にハマっていた。
都会で自立し生活している姉は、自堕落な弟に説教ばかり。しかし、自分将来に不安を抱えている。
この家族達は、どの家庭にも多かれ少なかれ一人は居そうな人間だなぁ〜と思った。
年越しそばを前に家族四人で、年頭の挨拶をするシーンは、それまでのことを全てチャラにできてしまうような、良いのか悪いのか…
ん〜それが家族ってものなのかな…。ちょっと気持ちが温かくなった。
エンディングに「そして僕は途方に暮れる🎶」が流れ久しぶりに高校の時に引き戻された。
カップヌードルのCMに確か使われたな。
アギゴン

アギゴン