アレクサンダー・クルーゲ&エドガー・ライツ監督作品。
フランクフルトで男から金を奪う女で西側の生活を探る東ドイツのスパイの女がいる中、住居不法占拠の若者と警察の抗争が繰り広げられるが・・・という話。
邦題『危急の際に中道は死』
女二人のストーリーよりも、現実に起こった暴動を主軸に伝えたいということが伝わってくる映画。フィクションがサブ的役割というのが珍しい。鉄球で破壊される壁の画が印象に残る。
フィクションパートにコメディ要素が盛り込まれる。男の股間を揉みながら金を盗むシーンと、男の立ちション中に車で逃走するシーンに笑った。