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アンホーリー 忌まわしき聖地のhoteltokyoのレビュー・感想・評価

2.5
落ちぶれつつも以前はピューリッツァー賞を狙っていた凄腕カメラマンが、知人による小さな記事ネタを頼りに廃れた牧草地に行く。そこで出会った1人の女性に不思議な力が宿っていることを知ったカメラマンは、これをネタに取材を続けるがやがて不可解な現象が起こり始める・・的な物語。

外国産のくせに、日本の映画でたまに感じ「あ、予算・・」という印象を開始3分で醸し出してくる。そしてそれは最後まで常に付きまとい、まるでこの映画に現れる悪の根源のように、しつこい負の連鎖となってプロデューサーやカメラマン、演者や現場、そしてこの映画を観る視聴者にまで襲いかかる。だが、この安い感じも1時間以上観続けるとなんだか面白くなってくる。特に、今までの呪いだとか奇跡は何だったんだ思わせるクライマックの肉弾戦は見逃せない。アマプラで100円で観たが100円以上の奇跡が起こっているような気がする。
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