イベリー子豚

新しい風のイベリー子豚のレビュー・感想・評価

新しい風(2021年製作の映画)
4.2
「超・激烈・フリースタイル」
「ジャンルレスの極み」
「好き嫌いしかない」
「説明不能」
「こんなの観たことない」
「ミニシアターの最終駅」
「ニュー・アタオカ・パラダイス」
「なんらかのフェチが発症する」
「なぜに男ブラ?笑」
「NTRて大晦日」
「ある意味『街の上で』」





なんじゃこりゃ……。

脳内麻薬どころか脳内LSD闇鍋フェスですよ。

これは人を選ぶというか
苦手な人間に容赦なくハイキックからニー!!
してます。

とにかくクレイジー。
そして女の子が可愛い。
さらに歌も良い。
演出も斬新だしストーリーは地味・変だし
予想外すぎる。

つまり何?

……大好きだよバカヤロー!!ってことですよ。

監督さん!
こんなに自分のフェチと野心と妄想を
作品に投影させるとか何なの??

応援したくなっちゃうだろ!!


いやはや
粗削りでイビツでパッと見は印象悪いけど
ちょっと話したら
趣味は合うし無表情でボケ倒すし
逆にこっちがギリギリ分かりにくいフリを出しても
秒でツッコミ入れてくる
「なんだよお前、最高かよ」
「卒業式間近でそんな魅力出してくんなよ!笑」
みたいな
思わず監督さんとハイタッチしたくなるような映画。

次回作も楽しみにしております。


あと全く知らないで観に行ったので
本編後『謎っ子ひぞっ子』なる短編がついてきて
くりびつ。

完全に他の劇場で
別作品のチケットを買っていたため
そちらは断念。OMG。


そしてこの短編がまた
性癖とエッジとスコーレ愛が炸裂しており
ノックアウト。

エロくない普通の可愛い女の子を
とんでもなくドスケベに撮る天才でした。

意味はよく分かんなかったけどね。