このレビューはネタバレを含みます
嫌いになりたくてもなりきれない辛さがまとわりつく。
自分が楽しい思いをした裏でしんどい出来事が起これば、やはり自分は楽しい思いをしたらダメなんだと思ってしまうし。
聴こえる辛さがあるなら、聴こえない辛さもある。
V先生の言い分が何一つ間違っていないからこそ辛かった。
全体を通して「許し」が重要視されてる気がした。許さないのも許すのもエネルギーを使うし、人のために生きることが必ずしも自分のためにもなるとは限らない。
（手話ができる聴者が居ない問題はどうなったのか分からなかったのだけど、なんとかできたのかな？見逃したかもしれない…。）
観る前はこのテーマでPG12？と思ったけど、ガッツリPG12だった。個人的には、こんなに下ネタや性的要素入れる必要あるの？と思ってしまった。
とはいえ高評価されてるのも頷ける、とても素敵な映画でした！
