ひろさん

隔たる世界の2人のひろさんのレビュー・感想・評価

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)
4.3
30分という短い作品に、人種差別の悲しい現実が描かれていました。
日本に住んでいると、この映画の主人公を襲った悲劇とは、ほぼ無縁でいられます。初めて会った人でも話せば分かる。お互いを理解出来るといった事が、何となく当たり前の事だと思い込んでいるのです。

この映画を観て、アメリカでの白人と黒人という構図だけでなく、世界中に存在するあらゆる差別から目を背けてはならないと言う思いを強く持ちました。
何者も差別しない、何者からも差別されない、そんな世の中が早く訪れますように。