いんしょーと

コットンテールのいんしょーとのレビュー・感想・評価

コットンテール(2022年製作の映画)
3.5
認知症
思い通りにならない
徐々に失っていく通常

初期が一番辛いのかな…
自分が失っていくこと、失っていることわかるから。

彼にとって、妻の存在は。
作品をいつでも応援して、悪い時もちゃかして。どんなに大事だろうか。
その分忘れられていく辛さ。一番そばにいるからこそ悪者にもなってしまう。
そのあたりの苦しさみたいなものにはやはり涙してしまう。

でも、気になるところもあって…
海外監督作ということでなのかな。
初対面の時の2人、というか妻の方の言葉が変に感じ、なんだか掴みで入り込めなかった。
リリーフランキーと木村多江、どうしたってぐるりのことを思い出す。そこと比べてしまうと…という。

ウィンダミア湖を探し、マジックアワーを自転車で走る絵は最高に素敵。