いんしょーと

あまろっくのいんしょーとのレビュー・感想・評価

あまろっく(2024年製作の映画)
3.9
舞台挨拶付き完成披露上映での観賞。
映画に関係ないところで言うと、いやあ、中条あやみさん、魅力的な方だなぁ、なんて。
そして彼女の演技が、本作で花開いたように思う!

「食うて寝たら大概のことはなんとかなる」
お父さん&夫 である鶴瓶が放つ言葉。
そのトーンからも優しさが伝わる素敵な言葉。
逆に。辛い時に、食わない寝ないをしてしまうと結構ダメになる…気がする。
安心してご飯を食べて、一緒に寝れる人がいることって本当に大切で。それって、「家族」という形があると確かに満たされるよなぁ…、うん、わかる。と。笑

タイトルにもなってる「尼ロック」。聞いたこともなかったし、見た目的にも地味なのだけれど、0メートル地帯の尼崎を海水の浸水から守る頼りになるゲートのことだそう。普段はどっしり、動かない。でも大雨の時には尼崎を守る。
そんな「あまろっく」がごと、お父さんの印象は強い!

でも、やはり主演の2人がも〜、相性抜群で…好き。お気楽で全てを楽しんでいるような再婚相手の早希(20歳!)に、ずっと優等生、それが周囲との間に亀裂を生む娘の優子(39歳)。
先頭に戻るけど。
中条あやみ、これまで正直演技上手いと思ったことなかったのだけれど、この映画の中では確かに「早希」になっていて、とても良かった!