ラテ岡

シン・仮面ライダーのラテ岡のレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
3.4
もうすごくやりたいことは分かるんです。
新旧ファンどちらも喜ぶ、かつリアルな仮面ライダーをやりたいんだろうなって。
10t のパンチ食らったら、そりゃ頭ひしゃげるよなって納得しました。

やりたいことは分かるんだけど、なしてこうなった。
マスクモードの声のこもりは加工でなんとかしようよ。あんまりにも聞き取りにくくて
コンビニでタバコの番号何回も聞き返されるあれ思い出してPTSDになりました。

あと、賛否否否両論ある戦闘CGね。
こ、コラー!ドラゴンボール観に来たんかワシはー!
段取りでいいからアクションくれ。
でもお陰でハニメーションって言葉知れたしハチオーグ戦は良かったしいいや、サンキューな。

そもそも戦闘についてはあんまり期待してなかったし、直近BLACKSUNがその辺の需要を供給してくれたからオッケーです。

アクション見たいなら黙ってジョン・ウィック見て下さい、最高なんで。

ストーリーとキャラの魅力、ここですよね。
ストーリーについてはあまり難しいことは言えないですけど率直な意見ですけど良かったです。

そしてキャラですよね。
こん中に、ルリ子、一文字、ハチオーグ嫌いなやついるー?
いねーよなァ。
特に一文字、ジャーナリストのバイク乗りって情報以外何もないのにあんな魅力的なキャラって作れるんですね。
これは陰キャ揃い踏みの本作だから輝いたのかな、イイネ。

ハチオーグは言う事なし、サンキュー、グラッツェ、スパシーバ、ありがとう。


何度も引き合いに出して申し訳ないがその辺、BLACKSUNは酷かった。
約60分×12話あってストーリーもキャラもいくらでも煮込めたのに
全部チグハグで怖かった、なんか。
みんな酔ってた?葵ちゃん、彼のために涙流してるけどその人、君の両親ぶっころしてるからね?

総じて、シン・ゴジラからシン・ウルトラマン、そしてシン・仮面ライダーを見て思うのが
ゴジラが良すぎた。
斬新な怪獣映画だった。

シン・ゴジラもウルトラマンも未知の生命体、歩く災害との戦い
国と災害との戦い?
これって結構親近感湧くんですね。

仮面がぶったバイク乗りの改造人間って突拍子も無くてシンシリーズのリアル感にハマらなかったのかなー

ー最後に伝えたいことー

庵野〜、ついでに山下いくと〜。
見てるか〜。
色々言ったけど俺は面白かったぞ〜。
みんなあれこれ言ってるけど気にすんなよ。
もう続編作ってるんだよな。
俺知ってるよ。
NHKのドキュメンタリー見たぞ。
あのショッカーライダーとの戦闘は続編でやるんだよな。
俺あれ本編で見てないからさ。
そうだよな、続編ありきだよな。
俺、待ってるよ。
エヴァだって待ったんだから。
ラテ岡

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