『シリアスマン』(09年)観了。アカデミー賞2部門ノミネイトのコーエン兄弟作品中でも高評価(メタスコア88！)作なのに有料配信しか観る術がなくて長らく課題作でした。偶々今だけ見られるU-NEXTで"放題"対象になってた僥倖。
観ると脚本の出来がとてもヨく(クレジット・タイトルの"No Jews were harmed in the making of this motion picture."も笑えるw)、ロジャー・ディーキンスの撮影も冴えてて、ﾎﾞｸのコーエン作(汗)TOP3に入るクォリティ！
ユダヤ教色が強杉(設定はコーエン兄弟自身の幼少期と同ぢとのこと)なのが理由でソフト・レンタルされてなかったらしいけど、日本の映画鑑賞環境に於ける損失で、観られるハードル下げるべき！
と云いつつ近作の『バスターのバラード』はネトフリ限定だし『マクベス』は林檎限定で彼等自らハードル上げてるのも事実…
主演のマイクル・スタールバーグは『メッセージ』『ドクター・ストレンジ』『シェイプ・オブ・ウォーター』等で近年も活躍中。その弟役リチャード・カインドはピクサーの複数作で声優として活躍してたヒト。『スキャンダル』ではジュニアーニ役でした。
妻役のサリ・レニックは出演作少ないけど『カフェ・ソサエティ』で見覚え蟻。『バートン・フィンク』のマイクル・ラーナーも出て〼。
クレジットの度に云うけどw編集のロデリック・ジェインズはコーエン兄弟のこと。
