おたしん

シリアスマンのおたしんのネタバレレビュー・内容・結末

シリアスマン(2009年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

本当に文字通り不幸なことの連続なのね。
序盤が"普通"の生活だからこその堕ち具合。
起こることがリアルだったから個人的にはコメディとしては観れなかったわw

サラッと見てたので重くもないと思ったけど深く考えたら宗教的だし哲学的なのかな。
神を信じる人はたくさんいるけど逆に言うと神も人に使われてる気もしてくるな…。

こんなに不幸が続くと耐えられないよな。
厄年ってだけじゃ納得できないみたいな。
受け入れられないし次に進もうとも思わない。
何で自分はこんなに…って悲しくなるだけ。
結局は運とタイミングなんだろうけど。

"良い人"って良い人生が歩めるとも限らないのかね。
優しいから反発もせずなるべく受け入れてしまう。
シリアスマン…真面目すぎるのかな。

最終的には人は誰でも神にすがるのか。
まあ神頼みって都合よくしちゃうよね。
それにしてもラビの人たちも適当だったな。
アドバイス参考にしようとも思わん。
悪いことも受け入れるのが神のお達しってか。

今まで真面目に生きてきて初めてよろしくないことをする。
まあそうした方がいいような状況ではあったし言っても生徒の評価ちょい偽造なだけだけど。

そうしたらそうしたでもっと悪いことが起きそうな予感…?
医者からのあの電話はやっぱり…?
からの真っ黒な竜巻なんなん…?
世界滅亡…?

てことでまあ真面目に生きていても結局不幸なことが起きちゃうのであれば適当に生きた方が楽ですね。
理不尽がなくならない世界なので愚痴をこぼしながら日々生きるわ。

サイもアーサーも突然の死でビックリした。
それで言うとラリーは少なくとも生きてはいる。
それだけでも幸せ!って思うべきかな…。

とりあえず隣んちのおばちゃんと楽しんでたときは幸せそうでしたね。
あとラビおじい死んでんのかと思ったわ。
あれで忙しいってのは給料泥棒すぎ。
おたしん

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