おたしん

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのおたしんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し系オススメってことで鑑賞。
めっちゃ好きでした!
オチっていうよりも全体の流れと展開が好みかな。

関連作品で『オリエント急行殺人事件』出てきたから全員が犯人なのかなって推測しちゃったw
その雰囲気もあったけど小ネタとして登場してきただけでした。
そのまま終了しなくてよかったw

実は初対面ではなく全て作戦の内ってのはよかったしそこからまた転がってくれて最高。
これぐらいテンポ良く展開してくれると全然飽きずに見れる!
尋問してるシーンで囚われてる側がエリックだったところテンション上がった。
ここからまた一気に進んだ感じね。

怪しいと思ってたカテリーナとローズマリーは単純に文学を愛する人たちでした。笑
めっちゃ推測下手w

全てはアレックスの計画通り。
死人が出ることは予想外だったけど…。
そもそも著者だったっていうオチはビックリ!
回想シーンでまさかって思いました。
そして冒頭の燃える火の映像も重要だったことに気づき驚き。

盗聴されてることも含めての言動がお見事。
スカッと復讐劇でもあったのね。
改めてエリックがクソだなって思えた。
正直エレーヌの小説も燃やしたところからマジで嫌いでした。
そこからやり方もエスカレートするしこんなにバイオレンスになると思ってなかった。
殺人犯じゃん。
デダリュスを金儲けの道具としか考えないってのは激しく同意だしアレックスの気持ちを考えるとイライラ止まらなかった。
もっと苦しんで欲しかったわ!

最初から最後まで楽しめました。
やっぱり展開とテンポ感が最高。
翻訳家だからこその言語飛び交いまくるシーンも面白かった!

日本のコピー機ってそんなすごいのね。
おたしん

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