ダムが決壊するってこうゆう事を言うのかな…って思うほど一つの出来事で家族が一気に崩壊するのを見せてくれる。
その大きな原因を作った主人公のあみ子にとっては優しさでやった好意だったが、母や父、兄にとっては傷の癒えてない生傷をさらにえぐられる行為でしかなかったのがなんとも切ない。
この家族の崩壊以降、あみ子の生活環境がどんどんと悪化していく中で、あみ子は至って普通に暮らしているのがある意味救い。
知らない方が幸せってこの事を言うのかもしれませんね。
あみ子と同じクラスで隣の席に座ってる男の子がメッチャ良かった!
あみ子のダメな所1万個は知ってるけど、それを敢えて言わない優しさ。
彼にとっては、ダメはダメでもそれもあみ子の良い魅力だと思ってるのかも。