何となく見てみたら、とんでもなく重い実話だった。
1人の議員がメキシコ大統領の娘と結婚することになるが、彼はゲイ。
そして同性愛者が集まる秘密のクラブに所属している。
偶然職場で出会った弁護士の青年エヴァと恋に落ち、それを隠して結婚生活が始まる。
新婚初夜のなんとも味気なく、そして不自然な二人の表情や様子に笑いそうになったけど、そう言ったコメディでは無かった。
ゲイゆえに当然妻への愛情など全く無く、毎晩のように秘密クラブへ足を運びエヴァとの快楽に溺れる主人公議員。
このクラブの様子があまりに生々しくて、抵抗を感じる方には勇気がいりそう。
ほどなくして妻に二人の関係がばれ、そこからの展開がすごい。
妻の復讐が始まる。
大統領がらみかつ古い時代だからか、夫に愛されないとわかっていながらも全く離婚を考えないところも不思議。
むしろ執拗に子供を欲しがる妻の気持ちが知れないが、それも意地なんだろうなぁ。
夫が嫌がることを敢えてやってる感じ。
ラストはかなり残酷な終わり方になってます。
一番悪いのは都合よくやり過ごす主人公だと思っていたけど、それを覆すほど女は怖い。
可哀想なのはエヴァ。
純粋な気持ちだけに気の毒過ぎる。
夫も地獄だろうなぁ。
ドロドロのドラマだけど、先が気になって最後まで一気に見れた。
結構掘り出し物。
ほんと、ネトフリはすごいです！
妻が心を病んでからペットにした白い子羊(子ヤギかも)が可愛かったー。
